日本の宿題に革命を起こす「けテぶれ学習法」とは?子どもの自己学習力を育成するサイクル

今話題の「けテぶれ学習法」は、子どもの自己学習能力を高めてくれる勉強方法です。

言わば子ども版のPDCAサイクルです。

学校や塾の先生、保護者の方に知っていただきたい学習法です。

今回は、全国で行われている「けテぶれ学習法」の実践と成果をご紹介いたします。

けテぶれ学習法とは?

けテぶれ学習法とは、

簡単に言うと「効率的な勉強方法」のことです。
これを子どもたちに手渡してやることで子どもたちは「自己学習」つまり「独学」ができるようになります。
そしてけテぶれを元にした「自己学習」に取り組む中で、自分なりの勉強方法を見つけ「自立した学習者」へと育っていきます。

「けテぶれ学習法」とは何か

 

この学習方法は、小学校教諭の葛原祥太 先生が考案した学習方法です。

葛原祥太 先生のTwitter

 

「けテぶれ」は

いかく、スト、んせき、んしゅう

の頭文字を取っています。

目標に向けて学習計画を立て(計画)
自身の実力を測り(テスト)
実力を上げるためにはどうすればいいかを考え(分析)
学習を積み重ねる(練習)
というサイクルを回します。

「けテぶれ学習法」とは何か

 

このサイクルはPDCAサイクルに似ています。

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(評価)
  • Action(改善)

葛原先生は、PDCAサイクルをベースに考案されました。

言わば子ども版のPDCAサイクルです。

 

 

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全国で実践されている!

けテぶれ学習法は全国で実践されています。

 

 

「ノンストップ」というテレビ番組でも紹介されていました。

https://twitter.com/narusawateacher/status/1253490653620613121?s=21

なぜこれほど普及するのか?

以下の感想集から、ざっくりとですが普及する理由を抽出してみました。

  1. 簡単
  2. 楽しい
  3. 成果が出る

けテぶれ感想集(子ども版)

けテぶれ感想集(保護者版)

けテぶれ感想集(大人版)

1. 簡単

まずは簡単であることが理由として挙げられます。

子どもが宿題をするときに一人でも実践できるように簡単で、シンプルに構成されています。

その字のごとく、けいかくして、テストして、ぶんせきして、れんしゅうをすればいいので、

「次は何をすればいいか忘れてしまった」が防げます。

 

2. 楽しい

「楽しい!」という子どもも多いようです。

簡単だから楽しいのかもしれませんが、他にもキャラクターを書いたりして自分なりにアレンジできるところが楽しいポイントのようです。

楽しいから続けられるのだと思います。

3. 成果が出る

テストの点数が上がったという報告が多いようです。

成果が上がればモチベーションが上がって続けることができます。

しかし、子どもによっては点数が上がるまでに時間がかかります。

そんな時は、先生が生徒のけテぶれノートのよい部分をピックアップして、匿名で学級通信に載せて、やる気を向上させている例もありました。

 

けテぶれ学習法が重視される背景

昨今の教育や学習に関する主要な議論の一つに、「何を学ぶかから、どのように学ぶか」へのシフトがあります。

人生100年時代を迎える今の子どもたちにとっては、学習は学校だけで終わりません。社会に出てからも学び続けます。大人も同様です。生涯学び続ける子どもを育てるためには、学ぶ内容よりも学ぶ方法の方が重要です。

全員の学力をあげる『学び合い』とは?アクティブラーニング時代の「一人も見捨てない教育」の考え方

このような背景から、「アクティブ・ラーニング」のような方法に関する議論が盛んで、けテぶれも学習法も重要視されるのです。けテぶれ学習法は簡単に楽しく実践でき、成果が出る学習法です。ぜひ一度、実践してみてください!

【実践例】けテぶれで成果を出すやり方とは?

 

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