コロナの影響で学校休校期間が長引いています。家にいる子どもを見て心配している保護者の方も多いはず。
保護者
・学校が休みだと全く勉強しない
・学校が始まったらスピードに付いていけるか心配
・入試に間に合うか分からない
今回は、休校期間中にどんな勉強をしたらいいかを解説していきます。
①学校再開後はテストが中心なので先取りは必須
②教材を買ってあげるのではなく、教育コーチを付けるべき
③将来のためにプログラミング学習をする
目次
学校再開後の授業はどうなるの?
先日の大阪府教育庁の発表が波紋を呼んでいます。
#土曜授業
絶対ダメ!!
今の休みは自粛であって、普通の楽しい休みじゃない!!
子供を何だと思ってる?
子供の心無視して
こんな酷い事やめてください! pic.twitter.com/4ik5alZT7s— natsu♡mitsu (@xfUbZi2PBXCSVCT) May 1, 2020
このように学校再開後は休みなしに登校日と授業が続きます。学校の授業は年間◯◯時間というように、授業時間の目安が定められています。休校中になされるはずだった授業の内容は削減されるわけではないので、授業時間は減りません。短くなった期間に、規定の授業時間を詰め込まれます。上記の大阪府教育庁の計画のように、ちゃんと授業数をこなすとなれば大変のスケジュールになります。
しかし、これほどの授業数は現実的ではありません。なぜなら、大阪府教育庁のプランは7月から学校を再開する場合のプランで、新型コロナが7月までに収束することは考えにくいからです。いいところ、学年別に時間をずらして登校させる「時差登校」を実施することが考えられます。となると、規定時間数の授業はできません。その代わりに、定着を図るテストを多用すると思われます。授業に出ていれば進級を認める「履修主義」から、一定の学力を身に付けて成績を修めていればよしとする「修得主義」へシフトするでしょう。
教材を買ってあげるのは間違い?
学校再開後、速い授業の進度やテストに対応するために休校期間中の家庭学習が重要です。そこで、親心としては参考書などの教材をたくさん買って、子どもに与えたくなります。
しかし、注意しなければならないのは、子どもの自立して勉強するかどうかです。子どもに教材を与えたところで勉強するでしょうか?先取り学習を自分ですることができるでしょうか?もしも自分で勉強ができる子どもならば、保護者も心配することなく休校期間を過ごせます。この記事を必死になって見る必要もありません。ですが、自立して勉強できる生徒は多くはありません。
そこでおすすめなのが、教育コーチを付けることです。
教材を買い与えたり、単に映像授業を見させることは効果が薄いことが明らかになってきました。近年重視されている教育手法はコーチングです。学習を教えるというよりも、進捗管理をして計画を一緒に立ててあげるという伴走者の役割を担います。学校再開後も授業が進むスピードが早かったりテストが多かったりと、イレギュラーなことが多かったりするでしょう。その際に専属の教育コーチがいてくれれば、一緒に対応策を練ることができます。
どんなコーチングのサービスはあるかについては、以下の記事を参照してください。
プログラミングをさせる
学校の授業についていくことも大切ですが、この休校期間にプログラミング学習をさせている家庭が増えてきています。プログラミング学習を取り入れている学校は増えてきましたが、まだ十分ではありません。そこで、この休校期間中に自宅で学習するのです。
なぜプログラミング学習を積極的にさせる家庭が増えてきているかというと、進路実現やキャリア実現に直結するからです。プログラミング学習で身に付けたスキルがそのまま大学入試に生かされます。企業にも就職できます。高校生のうちからアプリを作ったり企業にインターンをしたり、企業したりする学生が増えているのは、プログラミングを学習する機会が与えられたからです。
また、プログラミングでは同時に英語も学べるものがあります。現在ではオンラインで簡単に始められるプログラミングサービスがあるので、この休校期間に始めるのもいいかもしれません。
オンラインで学ぶ!小中学生向けプログラミング D-SCHOOLオンライン
子どもの将来のために学習機会の提供を
休校期間中の勉強のポイントを再掲します。
①学校再開後はテストが中心なので先取りは必須
②教材を買ってあげるのではなく、教育コーチを付けるべき
③将来のためにプログラミング学習をする
学校再開時に関しては様々な議論が出ていますが、まだ誰にも分かりません。そんな時こそ、子どもに合わせた子どもの将来に役立つ学習機会を提供することが求められます。